生活感想文 山の麓の40歳 が、みるみるダイエットに成功する記録

40歳っていい年齢ですね。好きなバイクも、コーヒーも、生き方も。自由に、自然体に。

私がOLYMPUS OM-D E-M5を予約した5つの理由

iPadにレティナディスプレイが搭載されるまで購入しなかったのは、iPadを写真の確認用に使いたいと思っていたからです。そこまでして確認するほどの写真を撮っているのか?とツッコミもきそうですがヒラリとかわしておきます。ヒラリ。

 

さて、写真&カメラは昔から好きです。レベルどうこう、機材どうこう、という話にとりあうつもりはありません。好きなのです。最近すごく好き度が上昇しています。仕組みについてすこし理解が進み、どうして写真好きな人が機材にこだわるのかもわかってきました。

 

1年ちょっと前にOLYMPUSマイクロフォーサーズ機、PEN E-PL1sを購入して、レンズを交換するようになったらこれがまた楽しい。ちなみに現在までのPENでの撮影枚数(シャッター回数)は4932枚。もうすぐ5000回のシャッター。よく使ってます。いろいろと設定もカスタムして自分なりも試しています。細かく設定を変えて撮影するのも面白い。そんな状況なので、PENライトに少し物足りなくなってきたところでした。このタイミングでOM-Dのアナウンスを聞いたらもうたまりません。1か月くらい我慢したのですが、結局予約。

予約した言い訳理由を記しておきたいと思います。例によってタイトルに数字を入れたがってみました。

  1. 不思議とOLYMPUSがけっこう好きだ
  2. ミラーレスという仕組みに共感する
  3. 日常に趣味を織り込むための軽量
  4. OVFに本気で挑戦する初のEVFカメラという歴史に参加(参加賞あり)
  5. ハイエンド機なのである
  • 不思議とOLYMPUSがけっこう好きだ
初めて自分で買ったカメラはOLYMPUSL-3というオールインワン一眼レフ(フィルム)でした。デジタルカメラでは2台目に買ったものがやはりOLYMPUSCAMEDIA C-2020 zoom。そして子どもができて初めて室内でもある程度背景がボケる写真を撮りたいと思って買ったのがPEN E-PL1s。途切れ途切れではあるが、これまでにOLYMPUSの機械を3台使ってきた。いつも選択肢にはCanonのカメラが上がっていたのだけど、結果としてOLYMPUSを選んだ。カメラの目指しているところと自分の気持ちがあうのだろう。挑戦者的な立場が好きなのかもしれない。もしかしたらOLYMPUSの開発者の人たちの2大メーカーと張り合ってやろうと思う気持ちが伝わってくるのかもしれない。それと、最近になってオリンパスブルーという言葉を聞いた。青がイイのだそうだ。私はまだPENを使い始めてからその言葉を知ったばかりだが、オリンパスブルー、いいじゃないですか。自然を愛する気持ちに近いマシンのような気がしてきた。結局、とても抽象的なことだが、しっくりくるのです。
 
  • ミラーレスという仕組みに共感する
デジタルカメラに鏡が入っているという仕組みには前々から違和感を感じていました。カメラの仕組みをこまかく理解していない素人の感覚でしかないが、なぜそこがアナログ(的というべきか)なのか、という疑問がぬぐえなかった。だから、ミラーレス一眼が登場したときに、あ、やっと今ごろそうなんだ、と驚いた。もちろん、光学的な仕組みには光の速度をそのまま利用しているという点でデジタルといえども一目置くべきメリットがあるけれど、昔から「一眼」という言葉は「見たものと撮れるものが一致する仕組み」という程度にしか考えていなかった私にとって、デジタルカメラというのは仕組み上ほぼ全ての機種が一眼なわけで、ミラーの存在意義はよくわかっていなかった。恥ずかしながら、最近になってようやく、ミラーが光の速度を伝えることで動体撮影に威力を発揮するということをようやく理解したのだけど、それ自体の速度で言えば電気の速度もなかなかのものなはずで、あとは経路の問題だろうからそう遠くない将来、カメラの中のミラーの役割は終わるのではないかと考えています。そう考えながらミラー機を使う気には、私としてはなれないのです。。
 
  • 日常に趣味を織り込むための軽量
レンズ交換の楽しみを覚えた初めてのカメラ、PENライトは素晴らしい機械でした。軽い、小さいというのは、今の時代にあっても素晴らしい性能の一つでしょう。シチュエーションに応じてレンズ交換できるカメラを楽しむには、カメラ本体と複数のレンズを持ち歩くことが必要で、重いからという理由で持ち歩かない日があれば、その日はレンズ交換の醍醐味を味わうことはできない。仕事なら苦労も厭わないけれど、趣味はできるだけ気軽に本気になりたい。毎日のように趣味に浸りたい。忙しい現代人の日常の中にはスペースは少ない。そこに持ち込むには軽くて小さな本気が必要なのだと思います。
 
  • OVFに本気で挑戦する初のEVFカメラという歴史に参加(参加賞あり)
PEN liteには、途中から、VF-2という140万画素のEVFを取り付けて使っていました。そして、なぜこれが内蔵されていないのか全くもって疑問でした。カメラはやはりOVFでなくては、というカメラ愛好家が大いのは勿論納得なのだが、いつになったらEVFは本気でOVFと戦う気になるのかと思っていた。反応速度が光に追いつけていないという問題点は大きいけれど、大きなメリットも生まれているのだから排除する理由は感じられなかったし、OであれEであれファインダーが付いていることでカメラらしくなるのだから、付ければいいのにと単純に。OM-Dは本気でEVFを搭載してきた初めてのカメラなのだろうから、これはカメラの歴史に残る予定(私的に)だ。その歴史に参加して、数年後に「あの」OM-D初号機が手元に残るのだから、長い趣味人生を考えれば今買っておくのは後悔しないだろう。お爺さんになったときに若者と語るにもいい。そんな打算も面白いと思っています。
 
  • ハイエンド機なのである

カメラの世界のハイエンドというのは、もうボディで何十万円もする世界が想定され、そうそう手が出るものではありません。しかし視野を狭くしてミラーレス一眼カメラというところでは、OM-Dはハイエンド。ハイエンドマシンを使うというのはどの時代のどの製品でもやはり楽しい。経験としても嬉しい。しかもミラーレスというカテゴリーを越えて一眼レフに対しても挑戦的な態度で迫るマシン。粋です。

 

素人ながら先行してOM-Dに要望を述べるとすれば、明るいレンズを屋外で使うためのシャッター速度をもう少し、と、インターバル撮影の機能が追加されたら言うことナシです。

 

ちなみに、上記のように思想先行で予約に至っておりますので実機は触っておりません。。PEN liteからのステップアップで満足できないハズがないし、安心しております。OLYMPUS LiveのUstreamアーカイブも3夜連続で視聴。期待が高まるばかり。ライブバルバーになります。

そしてiPadでさっそく撮影結果を確認するのです。

 
では。