生活感想文 山の麓の40歳 が、みるみるダイエットに成功する記録

40歳っていい年齢ですね。好きなバイクも、コーヒーも、生き方も。自由に、自然体に。

本格的なカメラが初めての私が戸惑ったOM-Dの取り扱いポイント8つ

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Olympusの新しいカメラOM-D E-M5 を手に入れて3日ほど経ちました。私にとっては初めての本格的な(と言っていいですよね?)カメラです。徐々にそのすばらしさを実感しているところ。本格的なカメラにはボタンやダイヤルもたくさん付いていますし、設定もかなり細やかにできます。その分戸惑うこともあるのかもしれません。私がOM-Dを手にして戸惑ったポイントを8つほどお知らせします。

 

1.電源ボタンが見あたらない

→ボタンではなくレバーです。背面右下にレバーがあります。なんでもボタンだと思ったら大間違いです。電源ボタンはカメラの上の方にあるというのも思い込みです。

 

2.自慢の強力な手ぶれ補正が実感できない

→ファインダーを覗いた状態で像が揺れているときでも手ぶれ補正がOnになっていれば撮影結果はちゃんと補正されています。EVFを覗きながら像をぴたっと止めるというすばらしい機能を実感するには、歯車マークのカスタムメニューCの中にある「半押し中手ぶれ補正」をOnにしてください。フォーカスボタン半押しで合焦と同時にファインダー内の像がぴたっと止まってくれます。かなり感動的!

 

3.縦位置グリップのボタンが動作しない

→縦位置グリップのボタンをロックするレバーがLock状態になっています。初期不良かと思いきや、縦位置グリップついているロックレバーがLock状態になっている。グリップの装着を確実にするレバーだと思ってLockしたのですが、ボタンを誤って押しても大丈夫なためのロックレバーでした。

 

4.フォーカス拡大ボタンがない

→確かにありません。PEN Liteにはあったフォーカス拡大ボタンはOM-Dにはありません。背面に一箇所虫眼鏡マークがありますが、これは閲覧モードで撮影済み画像を拡大するためのものです。フォーカス拡大はカスタムメニューでFn1またhFn2のファンクションボタンに割り当てるか、Fn2ボタンをマルチファンクションモードにしておいて、Fn2押し下げ状態でダイヤルで拡大モードを選択する必要があります。

 

5.拡大中にオートフォーカスできない

→できます。カスタムメニューDの中にあるLV拡大モードをモード2にしてください。フォーカスボタンを押しても拡大を継続してくれます。モード1ではフォーカスボタンを半押しした段階で通常表示に戻ります。

 

6.拡大中に手ぶれ補正が使えない

→使えます。「半押し中手ぶれ補正」をOnにした上で、LV拡大モードをモード2に設定してください。拡大している画像のブレが止まる。ほんとうに素晴らしい機能です。

 

7.AFの動体追尾モード(C-AF+TR)で狙った被写体をうまく追尾してくれない

→もしかしたら顔(瞳)検出モードが追尾を惑わせているかも?。顔(瞳)検出をOFFにすると追従性が上がるように思います。また追尾モードでも、被写体の動きがある程度予測可能なものはよく追従しますが、ふらふらと動くような動きの予測が難しいものは途中から追尾できなくなったりしやすいです。まっすぐ向かってくるものは思った以上に追尾してくれます。

 

8.バッテリーの減りが予想以上にはやい

→バッテリーは十分持つように設計されている様子ですが、設定でかなり違いそうです。フルタイムAFがOnになっているとバッテリーの消耗は早くなります。またカスタムメニューDの中の「スリープ時間」「バックライト時間」「自動電源OFF」あたりでうまくコントロールすることになるかと思います。パワーバッテリーホルダーの中と併せて2つのバッテリーを装着していればまず心配はないと思います。

 

手が小さめの私にとってグリップ+バッテリーホルダーを装着した状態のOM-Dはベストマッチ。交換レンズも含めて気軽に持ち歩けるサイズでのこの高性能ぶりは画期的です。こんなカメラがあったらいいなあと思い描いていたまさにそんなカメラOM-D、出会えてヨカッタ。